2011年2月2日水曜日

「はやぶさ」実物大模型プロジェクト、学長に報告

昨年の工大祭Make: Tokyo Meeting 06、そして浜松科学館の「おかえり『はやぶさ』帰還カプセル特別展示」でも展示された、「はやぶさ」実物大模型。


これは東工大地球惑星科学科一同が製作したものですが、この製作に大学側が協力したことのお礼ということで、昨日、プロジェクトリーダーの今枝くん他地球惑星科学科の5名が伊賀学長を訪問しました。


伊賀学長へは、お礼だけではなく、製作の経緯や展示についての報告も行われたのですが、その際に提出されたのが写真の資料です。A4ファイルの展示写真集と、製作途中の写真付き解説+報告書でした。


我々130年事業事務室も、学長に提出されたものと同じ資料をいただいたのですが、この資料がすごい!


この報告書はプロジェクトリーダーの今枝くんが作成したものですが、読んでみるとプロジェクトの発足から製作、展示にいたるまで写真付きで詳細に記録され、単なる報告書の域を超えて、人間ドラマを見ているかのようでした。


そして、報告書を読んで、この模型がいくつもの”偶然”と”めぐりあい”で完成したことがわかりました。


例えば、イオンエンジンの土台部分のアルミ板は、廃材としてゴミ処理されかかっていたもの。エンジンの網目部分の製作方法について迷っていた時に、たまたま「ものつくりセンター」で目についたスピーカーカバーが絶好の材料であったという逸話。また、ある部品の製作では、「ラ王」(販売中止のあとにオークションで買ったもの!)にお湯を入れて待っていた時、カップの形がまさにその部品にぴったりであることに気づいて採用。などなど…。


製作に当たっては、CADで設計するなど綿密な計画も立てていたということはもちろんだと思うのですが、まさに「運命」とも言えるような”偶然”や”めぐりあい”がたくさんあったからこそ、低予算で本物そっくりの模型を作ることができたんですね。


そして、一番大事なのは、なんといっても仲間の存在。


地球惑星科学専攻は、他の専攻のように学生室が研究室ごとではないので、結束力があるような印象を持っているのですが、このプロジェクトの実現のため、地球惑星科学科の学生のほとんどが何らかの形で関わったと聞き驚きました。


我々130年事業事務室は、ごく僅かな補助しかできませんでしたが、このようなプロジェクトのお手伝いができたことを大変嬉しく思います。


こんなチャレンジをしてみたい! という学生のみなさん。ダメもとで(!?)130年事業事務室までご連絡ください。大したことは出来ないかもしれませんが、少なくとも精神的な応援はいくらでもしたいと思います!