2010年11月20日土曜日

Make: Tokyo Meeting 06速報!

11月20日(土)、Make: Tokyo Meeting 06がオープンしました。ということで、速報で会場の様子をお伝えしたいと思います。ここで取り上げる基準があるわけではなく、私が気になったものをつれづれなるままに伝えていきましょう。

さて、最初は力石咲さん。お客さんの要望に応えて、その場で何でも編んでしまうというブース(制作時間は30分くらいだそうです)。


力石咲さんは、もとは電子工作をやっていたそうですが、編み物で表現したら面白いのではないかということで、こういったスタイルになったそうです(だから、別に編み物には詳しくないと言っていました)。


なお、お客さんからの要望で多いのはiPhoneやiPadのケースだそうです。


このiPad(iPhone?)の服を編んじゃうのが面白いな、と思ってご紹介しました。








さて、今回は結構、手芸関係が充実しています。生協第一食堂の半分くらいが手芸でしょうか。


左は刺繍する犬さんの、電子機器を刺繍で表現してみたという作品。電子機器と刺繍という、質感の真逆なものが組み合わされている面白さがあります。


右はQue D'accordさんの作品群。ともかく沢山の作品がゲリラ的(?)に展示されています。




では、次に東工大関係者の出展を紹介。


まずは、ロボット技術研究会からくり研究室アナログ機械式計算機担当さん(名前が長い…)。


アナログ計算機とは、大ざっぱに言うと、方程式などをデジタル回路を使わずに解く機械。計算尺の発展型とでもいうんでしょうか。


この機械は、三元一次方程式(つまり、x,y,zを用いた一次方程式)を解くことができます。アナログなので(?)計算の精度はイマイチですが、方程式を解くのにこんな巨大な装置が必要になるのが、なかなか味があっていいですね。



次は、同じく東工大からCREATE。CREATEはロケット制作サークルで、私自身今回初めて知りました。


今度、高校生がロケット制作し、大島で発射するというプロジェクトをものつくり教育研究支援センターが中心になって行うということですが、この企画に参加しています。


展示は、高校生ロケット制作でも使う予定のエンジンと点火装置。本当は、点火したいところですが、爆音がでることと、安全上の理由から今回は映像のみの展示です(当たり前か)。


次は、東工大OBによる蔵前理科教室不思議ふしぎ(くらりか)。


くらりかは、ものつくりサークルではなく、理科実験教室を開催するボランティア団体です。東工大のOBが集まって、年間数百回もの理科実験教室を開催しています。


しかも、その実験教室のレベルがかなり高いんです。教室開催の要望がかなり多くなっていると聞きました。


今回は、前回に引き続きいろいろな電子工作の展示や作品制作の体験を開催。鉄道模型は人気でした。





東工大最後は、地球惑星科学科3年生より、「はやぶさ」の実物大模型。


大きいので、体育館においても凄い存在感です。


工大祭用に作ったということで、実は細かい部分にガタが来ているそうですが、制作者は朝から補修を頑張っていました。


ちなみに、「東京工業大学130周年の横断幕」も一緒に置かせてもらいました。ありがとう!




次は、今回私が一番ビックリした作品。


よしをさんの「空き箱で作る、精密艦船模型~日本の艦隊他~」です。


これは凄い。必見です。よくある空き箱の裏をつかって、CAD等のデジタルの助けを借りず、人の手だけでつくった精密な模型。


作者のよしをさんは、5歳から作り始めたそうで、超精密でかっこいい戦艦などの模型を、数週間で作ってしまうそうです。ともかく、一見の価値ありです。




つぎは、ロボでサバゲ!さん。


発想は単純で、サバイバルゲームをロボットでやったら…、というもの。


西9号館の一室がシートで覆われて(BB弾が飛んでくると危ないため)、サバイバルゲーム(殲滅戦と言っていました!)を模擬実践。


これはロボットを視認しながら操作するのではなく、ロボットに搭載したカメラを観ながら操作するものなので、難しそうですが、おもしろそうだと思いました。




次は、趣向を変えて「作者の思い入れだけで作りました」というような展示2つ。


左は、こば式会社さんの作品。キーボードのキーをアクセサリーにしたというもの。  
 

これを制作したこば式会社さんは、とにかくスイッチ類が好きで、用途がわからなくてもつい買ってしまうということでした。

右はTETRA STYLEさんの展示。とにかく、テトラポットが大好きで、テトラポットのアクセサリーや電子工作などを作って見たということ。「テトラポットのどこが好きなんですか?」と聞いてみたら、「全部」ということでした…。



左はe-labさんの作品。『風の谷のナウシカ』に出てくる王蟲(オーム)をロボット化した「メカオーム」。


右はroomootさんの曲がるブレッドボード。どういう使い方をすれば便利なのか、まだ十分には考えられていないそうです。





これは、Vagabond Worksさんの作品。息子さんにロボットを作ってくれとせがまれて作ったもので、12脚の昆虫のような、不思議な乗り物。


耐荷重は360kgもあるそうですが、稼動加重はバッテリーがネックで80kgだそうです(十分のような気もしますが)。体重移動と手元のコントローラの双方で操作可能。


この作品自体もさることながら、この作品の紹介のための自作ビデオのクオリティが非常に高かったのが印象に残りました。








最後は田中秀樹-Hidepon Worksさんのガスタービン列車!


ヘリコプター用のマイクロガスタービンエンジン、つまり小型ジェットエンジンで、5インチゲージのミニ鉄道を動かしています。


このかわいらしい(!?)姿からは想像もつかない爆音で走るのは圧巻です。多くのお客さんが歓声を上げていました。


というわけで、イベントのごくごく一部ですが紹介させていただきました。この記事では、どちらかというとローテク(?)ものが中心になってしまいましたが、会場では、プロ顔負けの高度なテクノロジーを駆使した作品も多数あります。明日11月21日(日)までやっています。ぜひ足をお運び下さい。