2010年10月7日木曜日

ノーベル賞受賞者P.Grünberg博士の講演会

10月6日(水)に、「130周年記念レクチャーシリーズ2 東京工業大学主催シンポジウム "From Giant Magnetic Resistance to World Energy Problem" P. Grünberg博士からの若い世代へのメッセージ」が開催されました。


同時通訳なしの英語講演だったので、私にはほとんどわからなかったのですが、130年事業事務室の担当として、当日の模様を簡単にお伝えします。(間違っていたらすいません)


グリューンベルグ博士は、巨大磁気抵抗効果の発見で、2007年にノーベル物理学賞を受賞されました。最初に行われた講演では、グリューンベルグ博士の専門分野であるスピントロニクスにおける長年の研究がどんなもので、それがどのように役だったのか、といったことを訥々と述べられました。そして、現代社会においては電子回路の数が世界中で膨大になっているため、その効率を上げることがエネルギーの節約にもなるんだということでした。


この部分は、私の英語力のなさもさることながら、あまりに内容が専門的で、背景知識・基礎知識がないと何を言っているのかすらわからないような状態だったため、この程度のことしか言えません。すいません…。


さて、次のセクションでは、学生さん6人を交えて、グリューンベルグ先生にいろいろな質問をして、研究の秘訣などを教えてもらおうというパネルディスカッション。ファシリテータは像情報工学研究所宗片先生。宗片先生がわかりやすく解説してくださったので、このセクションは講演より理解できました。


あくまで私の理解した範囲でまとめると、グリューンベルグ先生の考え方は徹頭徹尾リアリスティックだということでしょうか。「こうすべきだ」とか、「私はこういう考え方で研究を進めてきた」というような、ある意味ではドグマ的な発言はほとんどなかったと思います。


むしろ、「継続性が大事だ」とか、「quick-and-dirty(おざなり)でもいいからやってみるんだ」と言ったような、ある意味では当たり前のことを強くおっしゃっていただけたように思います。最後に、会場の学生さんが成功の秘訣みたいなことを質問し、それに「強みを発揮し、弱みを克服し続けること」とお答えいただきました。うーん、簡潔で深いです。



※本稿の内容には、本当に自信がありません。もし間違いがあったら教えていただければと思います。