2010年9月6日月曜日

太田・増田研究室にお邪魔しました

130周年事業の大きな目的の一つは東工大の広報にあるため、130年事業事務室では、プロのカメラマンとともに、これまであまり撮られていなかったステキな広報写真をストックするプロジェクトを行っています。


今回、そのプロジェクトの一環で、すずかけ台キャンパスにあるバイオ研究基盤支援総合センター太田・増田研究室にお邪魔して、研究室の様子を撮影させていただきました。


というわけで、冒頭のイメージ写真のようなものは、研究室の様子。クラミドモナスが入った三角フラスコ。とても鮮やかな色で、美しい液体です。太田・増田研のメインの研究テーマは、葉緑体の機構解明ですが、クラミドモナスはこの分野での重要なモデル生物なんだそうです。なお、この写真はフラスコ中に雑菌が繁殖しないよう、バーナーの火で消毒する作業の準備をしているところです。

太田・増田研は、30人近い大所帯で、様々なところでいろんな実験(やその準備)が行われていました。


研究室には、高価な実験機器が所狭しと並べられており、非常に充実した環境のように思いました。学生さんがうらやましいですね。


なお、この写真は大腸菌を使った実験の準備をしているところ(だったはず)です。


取材中、一番目を引いたのが、研究室の「外」の廊下に張られていた遺伝子相関図


これは、葉緑体に存在する約3000の遺伝子から1000個をピックアップして、その相関(遺伝子の機能の関係性、その強さ)を図解したもの。


数年前の卒業生が作ったものだそうです。(その方は、今は、東北大の助教をしているそうです)


なぜこれが目を引いたのかというと、遺伝子を表す丸とその記号、無数の線のバランスが見事で、非常に美しい図だったからです。太田先生によると、遺伝子を情報的な処理をして出来るバイオインフォマティクスができる人間は少なく、このような研究は貴重なんだとか。


そして最後に、遺伝子相関図を前に、丁寧に解説してくださる太田先生のスナップショット。


太田先生、そして研究室の皆さん、撮影に快くご協力いただきましてありがとうございました!