2010年6月23日水曜日

MAKE TOKYO MEETING 05 を考える


日本最大級のものつくりイベント MAKE TOKYO MEETING 05(以下MTM05)が無事終わり、早くも1カ月が過ぎてしまいました...


レポ
ートが遅くなってしまったから、という訳ではないのですが、MAKE TOKYO MEETINGというイベントで感じたこと、気になったことを書いてみたいと思います。

まず、一言で言うとイベントは大成功でした!















http://www.youtube.com
/watch?v=lWq0fNHzCuA 
(東京MX TV 東京ITニュース)



オライリー社の集計によると、5月22日、23日で7200名がご来場下さいました。
(23日は悪天候にもかかわらず!) 今回はユニークな人数(出来るだけ重複しない形での集計)ということで、かなり実数に近い集計だそうですが、昨年秋に東工大で開催した時(2日で4000人)を大幅に上回る数となりました。


イベント自体がメジャーになってきた、ということもあると思いますが、大人から子供まで、たくさんの方がいらしていたことを思い出すと、ものつくりに対する純粋な興味は世の中が変わっても変わらないものなのだなぁ、とつくづく思います。

直前に発売された週刊ダイヤモンド2010年5月22日号でも、電子工作ブームが大きく取り上げられていましたが、(その中でMTMも紹介されていました)昔は高価だった部品や複雑な回路も低価格、単純化が進んだことによって、より身近になったことも影響しているでしょう。




また、今回は東工大からも現役学生(研究室やサークル)や卒業生を含めたくさん出展したのですが、それらのブースにもたくさんの方が足を止めて下さいました。
東工大の卒業生グループが運営するくらりか(クラリカ蔵前移動理科教室)が出展したワークショップでは、白髪のご夫婦が電子工作を体験されていました。
たたら製鉄という小さい炉を使った製鉄の実演では、老若男女が雨傘、雨合羽姿で人垣を作っていました。
振りかえってみるとMTMが東工大で開催出来て本当に良かった、と思います。















さらに、来場者には、最先端のものつくりとと緑あふれる公園のようなキャンパスのギャップも楽しんでいただけたようです。
比較的お天気の良かった土曜は、本館前のウッドデッキで食事をされる方達の姿もたくさんみられました。





さて、もうひとつ今回のMTMで痛感したことは、メディアの進化(ちょっと陳腐な表現ですが)ですね。

私は土曜の夕方からと日曜の夕方から会場に詰めていたのですが、TWITTERの威力は凄い!
土曜の朝からTWITTERの#MTM05を追っかけていると、数分単位でコメントが更新され、参加者の興奮が140字の中からひしひしと伝わってきました。

また、iphone越しの体育館の画像からは、会場の熱気(エアコンが無いからかなり凄かったみたい)がガンガン伝わってきて運営者側として心配になりました。

更に圧巻だった出来事。
土曜日に体育館の床保護シートが破れてしまいました。日曜日は雨の予報。運営サイドでは新しい保護シートを用意することも考えましたが、もう買うことが出来ない時間帯。

そこで、日曜日は体育館は土足厳禁!ということを決定し、関係者がTWITTERでつぶやいたところ...

日曜日、スリッパ持参の方やアナウンスも無いのに自ら靴を脱ぐ方の姿が!!

TWITTERでしか情報を流していないのに、そのような行動をしている方が少なくなかったことを目にして、情報伝達の手段が本当に多様化したんだなぁ、と改めて痛感しました。
(MTMの参加者だけにネットリテラシーが高かった、ということもありますが)

また、今回はユーストリームによる実況中継もあり、雨で面倒くさくて外出しなかった方も自宅のPCで見ていた、ということもブログの書き込みで見つけました。


イベント自体も楽しいので、ものつくりを標榜する東工大としては今後も是非MTMをサポートしていきたいと思っています。

もちろんMTMに限らず、ものつくりに関係するイベントや情報発信をしていきたいですね。 来場者の皆さん、そして出展者、オライリーの皆様、ほか関係者各位、本当にお疲れ様でした。 ありがとうございました!