2010年6月28日月曜日

東工大、今日の一枚(34)

百年記念館4階にひっそりと置かれている手島先生の胸像。


この像がどういうわけで造られたのか、既にわからなくなってしまったのですが、製作は1920年(大正9年)。手島先生が亡くなられたのは大正7年ですから、手島先生の功績を記念するために作られたのでしょう。


なお、事務局棟横にある手島先生像の製作が決まったのは大正8年だそうですから、同時期の製作ですね。


製作されたのは、田嶼碩朗(たじませきろう)さん。北海道大学構内にあるクラーク像を製作された方でもあります。田嶼さんの作品は、戦時中の金属回収によりあまり残っていないんだとか。


ちなみに、田嶼さんは、すでに亡くなられていた手島先生の像を造るため、そっくりだったご子息をモデルにしているようです。


この像、これまでは百年記念館の片隅にひっそりと置かれていましたが、7月に予定されている新展示室のオープンでは、展示室に飾られることが予定されているということですから、また違った表情で見ることができるのではないかと思います。


【参考】像の裏に刻まれている文字をメモしておきます。
手島精一先生像 田嶼碩朗作
 Having the honor to finish the portrait with my soul inspired by the great personality, and thanking for his heir and family’s sincere advices.
            March 1920
            S Tajima