2010年6月21日月曜日

東工大、今日の一枚(31)

大岡山キャンパス石川台地区にある、「出穂山(でぼやま)稲荷大明神」の鳥居です。


このお稲荷さんは、かなり古いもので、大岡山にまだ狸や狐が化けて出ていた頃からあったものだということです(詳細不詳)。また、元々は大学の塀の外にあり、近所の方が頻繁に参拝していたそうなのですが、いつの間にか大学の塀の中に入ってしまい、参拝の足も途絶えてしまいました。


しかし、こんな小さなお稲荷さんですが、霊験はあらたかなのか、このお稲荷さんに不敬を働くと祟りがあると言われており、東工大事務職員でも数名の方が(因果関係はもちろん証明できませんが)このお稲荷さんの力で不幸に遭っているというのは、学内では有名な話です。


そのため、東工大では、毎年2月の初午(はつうま)の日に大学としてこのお稲荷さんに参拝しており、日本酒やスルメ、油揚げなどを奉納しています。最先端の教育研究を行っている東工大がお稲荷さんに参拝というと、ちょっと意外かもしれませんが、歴史や文化も大事ですから、個人的には今後も続けていって欲しいと思います。


なお、この出穂山稲荷大明神については、近隣にお住まいの方もいろいろと感じるところがあるようです。大学とは無関係なWEBサイトですが、興味深いサイトを見つけたのでリンクを貼っておきます。
下北沢X物語(1061)~土俗と文明:「出穂山稲荷大明神」1~
出穂山トライアングル


※「大学として参拝」といっても、東工大として特定の宗教を信仰している訳ではなく、実験動物の慰霊祭と同じように、社会常識の範囲で行っているものです。