2010年4月20日火曜日

東工大、今日の一枚(26)

ちょっと季節外れになってしまいましたが、卒業式の日、桜の花が満開の「もすけ坂」。ウッドデッキから生協第一食堂側に下る坂です。


「もすけ坂」の名前の由来となっているのは、東工大が大学昇格を果たした際の初代事務官(今で言う事務局長)である石井茂助氏です。


もすけ坂の両脇の桜は、石井茂助氏が植えられたもの(も混じっている)であることから、誰ともなしに「茂助坂」と言われるようになったとか。


石井茂助氏は、初代事務官として、東工大に多大な貢献をされた東工大の恩人の1人です。一例を挙げると、

大岡山の土地取得(土地所有者であった現東急電鉄との折衝、地元住民との交渉)
校舎建設(通常は大蔵省営繕管財局がやる校舎の建設を、大学独自で行った)
附置研究所の設置(資源化学研究所、精密工学研究所、応用セラミックス研究所の初代事務官を務めました)

などなどです。エピソードにも事欠かない人で、例えば、東工大に一身を捧げており、本籍地を東工大敷地内にしていたとか。


なお、石井氏は、戦時中、本学に医学部を作りたいという思いを持っていたそうです。実現されなかったのが残念ですね。