2009年10月23日金曜日

東工大の学歌を知っていますか?


突然ですが、皆さんは東工大の学歌を知っていますか?

「そんなのあったの?」なんて声が聞こえてきそうですが、ちゃんとあるんですよ。
入学式などの行事には歌われるのですが、確かに東工大生みんなが歌えるほどには浸透していません。
しかも、なぜか大学のHPにも掲載されてないんです。


というわけで、今回は学歌をご紹介します。(煩瑣になるので、ルビは省略しました。気になる人は学生便覧に楽譜と併せて載っているので見てみましょう)

東京工業大学歌

    三好達治作詞
    諸井三郎作曲
         昭和32年制定

一、逝くものは 斯のごときか
  長江は 昼と夜となし
  はるけき日 ゆかしきいさを
  指す方の はた窮みなき
  嘆じてん 聖さびはや

二、悠久の 黄金の環
  めぐりくる陽は久方ゆ
  青春の園生にたらふ
  手力はわがもろ腕に
  重き扉をいざ若人よ

三、くろがねの 扉を開け
  工人よ 窮理者よ友
  かつは見よ みどりの木の間
  すばる星 灯を点じたり
  友垣が 七つの窓べ

四、七彩の ものの 文すべ
  ただ光 彼方に白し
  さやかなり 月毛なりかし
  騎してゆけ はるけくもこそ
  大き岡 こえていく岡


と言う歌です。格調高い歌ですが、格調高すぎて私などにはわかりにくい部分があります。しかしこの歌のわかりにくさは私だけではないらしく、この歌に込められた「」についての東工大クロニクルのこんな記事もありました。うーん、奥が深い!

ちなみに、大学歌制定の際は学内から歌詞を募集したんですが、いい作品が集まらなかったらしく、結局、詩人の三好達治氏に頼むことになったんだそうです。そして、発表は創立75周年の記念日でした。

さらにマメ知識ですが、大学歌の他に「東京工業大学学生歌(桜花散り敷く丘」)」もあります。こちらの方はどういう経緯で制定されたのか調べることが出来ませんでしたが、歌詞の内容が大岡山にフォーカスしすぎていたため、すずかけ台キャンパスが出来た後は余り歌われなくなり、今ではほとんど忘れられた存在になってしまっています。残念!

「桜花散り敷く丘」も学生便覧に出ていますので、気になった方は見てみてください。私は結構好きですよ。